「Production I.G展」 CLAMP先生トークショウ
今日は10月21日から開催している「Production I.G展」の特別企画として開催された「CLAMP先生トークショウ」に行ってきました。
会場は、渋谷の「ラ・ファブリック」というオシャレ〜なバーレストラン(?)。
そして、なぜか司会は鷲崎健さん。
特別ゲストに「劇場版XXXHOLiC(ホリック) 真夏ノ夜ノ夢」の水島監督を迎え、
15:00から16:48まで、CLAMP先生も4人全員お揃いでの登場でイベントは行われました。
(今日ももこな先生は和服で登場。もこな先生の和服姿・・・いいです^^)
さてさてさて〜。
イベントは、オープニングで先生にお茶が運ばれて来た所で鷲崎さんが
「ビールの方がよろしければビールもありますが」
っという一言から、
「ではビールを下さい」と大川先生が返答。
水島監督もビールしか飲めないのでってことで、
CLAMPのいがらし先生以外(だったかな)、出演者はビールを飲みつつトークは始まりました。
鷲崎さんも言ってたし大川先生もうなづいてたけど、
まさに「LOFT/PLUS ONE(※1)」状態。
(※1:知ってる人は知ってる、客も出演者も飲めるトークライブハウス)
そんな中、イベントは会場の大きなスクリーンを使い、
「劇場版XXXHOLiC」を見ながらの生コンタリーとなりました。
ちなみに、劇場版の打ち上げ(だったかな)のとき、
CLAMP先生のスタジオのベランダにてバーベキューパーティーをした時、
スタッフ&キャスト&CLAMP先生によるDVDを見ながらの質疑応答大会をやったそうで。
そのときもかなり質問をしたらしいのですが、
今日も監督に質問しつつ、時に感想を言い、
時に巻き戻しとかしながら、こまかくコメンタリーとなりました。
なお、来年発売になる製品版には、
スタッフによるコメンタリーと、キャストによるコメンタリーを収録。
今日のコメンタリーもなんとか収めて欲しいものですが、そこは大人の事情ってやつで・・・。
何はともあれ、個人的には3回目となる劇場版XXXHOLiCをみつつ、
やっぱりあの等身に馴染めないなぁと思いながら、
CLAMP先生や、水島監督のコメントにうなずいたり、
笑ったり、感心したり。
BSマンガ夜話やアニメ夜話など、あのシリーズも見るたび感心することいっぱいなのですが、
今日も監督のちょっとしたこだわりに関心することが多かったです。
ま、中には館の塀が白いとか、
これは「うっかりミスです」ってなこともあって、そんな話しが聞けるのもこんなチャンスならではでしたね。
ちなみに、コメントの一部をば・・・
①コレクター達(※2)には初期段階でモデルがいて
(※2:劇場版HPのコレクターの部屋を見てね)
A氏は「田中角栄」さん
C氏は「及川みっちー」さん
D氏は「星新一」さん
E嬢は「ならはしみき」さん(監督はナイショでって言ってたけど書いちゃった・・・(*^.^*)テヘリ)
だそうです。
でも、キャラクターを練ってくうち、変わっていったキャラクターも。
②なぜ俯瞰(ふかん)のアングルが多いのか (大川先生が質問)
監督:「家目線だから」
③コレクターの部屋はもっと沢山あったけど、尺(長さ)を考えたとき切ってしまった。
(監督談)
④百目鬼(どうめき)が色白なのは、黒くするとスポーツマンっぽくなっちゃうから。
(監督談)
⑤作品のオープニングで四月一日(わたぬき)がアヤカシに襲われてるのは「ご先祖様万々歳!」っぽい。
(大川先生談)
⑥侑子(ゆうこ)さんは胸の位置が低すぎる!!
(CLAMPのみなさん)
⑦侑子さんの二の腕が太い!!
(もなこ先生・・・だったかな?)
⑧兎との格闘シーンはもっと描きたかった。
(監督談)
などなど。
コメントはちょっとしたことから演出意図まで幅広く行われ、
蝶々や、天候など、ちょっとしたことにも意味があることがわかりました。
はてさて、
今日見た「XXXHOLiC」ですが、
来年春からはいよいよTVシリーズがスタートです。
とりあえずまだネット局とかが大人の事情で発表できないみたいですが、
大川先生が脚本で参加するそうでいまから期待大です。
ツバサの第2部も春からスタートするし、
春からはCLAMP作品が2本も見れますよ。
TV版のXXXHOLiCは劇場版と同じ水島監督だし、
製作もProduction I.Gとはいえ、
劇場版の等身ではないことを祈ってます。
BGM:「A&Gメディアステーション こむちゃっとカウントダウン」(文化放送)