「空の境界」第一章と第二章を見て
↑は、昨日空の境界を見に行った際、劇場に飾ってあったイベント告知ポスターです。
イベントは池袋のテアトルダイヤでだけど、
系列の劇場なので、展示してあったという訳ですね。
さ〜て、
それについての詳細はこちらでチェックしてもらうとして。
今日は2chでも話題沸騰の「STARCAMP EP」の感想・・・ではなく、
まずは空の境界を見た感想でも。
(単純な感想なので、ネタバレはないです)
さてさて。
原作ありの劇場版アニメは数々あれど、
見終わったとき、久々に「原作を読みたい」っと思った作品でした。
人物関係。
設定はもとより。
原作はどんな作品なのか。
それが気になったのです。
おそらく、
この作品なら原作を読んでから見ても十分・・・いや、より楽しめる感じがするんですよ。
2話まで見た段階で、なぜこの作品が1本のアニメにならなかったのか。
それを感じさせた濃い一章、二章。
(一章:50分、二章:1時間)
この濃さなら、7章まで飽きずに見ることが出来そうです。
(コアなファン向けの作品において)
いまや、TVアニメもデジタル化され、
「劇場版は綺麗」ってことを相当綺麗じゃないと言うことが出来なくなっちゃたし。
もはや、劇場まで足を運ばせるだけのクオリティーとか、ストーリーとか、人気とか。
そういうのがさらに必要になった感じがします。
そういう点からいえば、
まさに「劇場版」な作品でしたね。
全7章という試みも驚きましたが、
1クールのアニメ作品も増えた昨今。
(人気とクオリティーが高い作品なら)最初からTVでの放送を考えず、
あえて月一で劇場公開していく新しいシリーズアニメも可能性としてあるかもしれません。
そんなことも考えさせてくれた作品でした。
血がダメな人はつらいだろうけど、
今期(2008年冬)、暗いテイストのTVアニメが多いこともあって、
空の境界を見ててもそんなに暗さを意識することなく見れたのは
ちょっと麻痺してるんですかねぇ。
そんな中、
なぜか一章を見てたとき、
押井監督の作品を見てるような錯覚を感じました。
ちょっと甲殻っぽいシーンもあったからかなぁ。
でも、むしろアングルとか、カット割とか、テンポとか。
その辺から感じました。
これって俺だけ?
なにはともあれ、
二章まであっという間に終わっちゃって、
もう一度一章と二章を観たいって思ってます。
そして、三章は2度は見よう!
再度、アンコール上映しないかなぁ・・・。